動物にまつわるお話

私たち札幌市立大学の学生と教員は会期中の毎週、土曜日の朝に札幌を発ち奔別に入ります。
電気を使う作品も多くお客様が入る前に諸々の準備をしています。
同時にNPOの職員の方や会員さんが場内警備や受付、案内のためのstaffとして入っていただいています。
三連休の朝一番はキツネさん2匹のお迎えです。
写真は高橋喜代史さんの作品「PON!」との共演です。
たぬき同様にキツネもポンとやるかも知れません。
これまで子ギツネには何度も会場で遭遇していますが、左前足を痛めて足を引きずる、このキツネは初めてです。
先週、小動物がホッパーに入った形跡がありプラレールの作品のレールなどがはずれていました。
多分、彼らの格好のおもちゃになったことは間違いありません。
元々はキツネくんたちのテリトリーだったのですね。
2階の石炭槽や粉炭にもキツネやたぬきの足跡があり、ホッパーの周囲に鹿の足跡も見ることができます。
ホッパーの入口から内部に注ぐ小川?には、なんと日本ザリガニまで生息しています。
ドイツの概念であるインダストリアルネイチャー(産業的自然)は植物のみにあらず動物にも言えそうです。

昼頃にご来場された、ご婦人が犬の見学はできますか?のお尋ねに、キツネさんもザリガニさんも見学可なので、記念すべき見学第1号わんちゃんになっていただきました。

まずは、「柴犬たぬ吉のお部屋」nutti.exblog.jpというブログをご覧下さい。
久しぶりの大夕張のクロ」10月6日という記事です。
ちょっと人見知りの「柴犬たぬ吉」くんがブログの中でおしゃべりしています。
お母ちゃんと一心同体でとても微笑ましいです。
「つーか、なんもワカンねぇです。」と作品には興味は示してませんが「お母ちゃん」と一緒に入ったホッパー内の「たぬ吉くん」は居心地が良さそうでした。
私たちがお世話になっている三笠市桂沢「湯の元温泉」の人見知りの看板犬「ゆきちゃん」もなかなか私たちに触らせてくれませんが、帰り際には玄関まで車の見送りをしてくれるまでになりました。
温泉のお父さんお母さんもとても親切で私たちをかわいがっていただいています。

これからは紅葉も一段と増す季節となります。
来週も皆様のお越しをお待ちしています。
ペットと一緒の入場も大歓迎です。

上遠野敏(本プロジェクト アートプロジューサー)

  • たぬ吉の母ちゃん

    当日は大変お世話になりました。たぬ吉も芸術に触れさせることができ、とても満足な一日でした。この度は不届きな奴が作品を荒らしたという悲しい知らせを聞き、つよく怒りを覚えました。
    奔別のホッパー内に入るだけではなく、現代に蘇らせていただきましたことを心から感謝申し上げます。三笠市はこういう芸術に理解が深いのですね。旧産炭地の益々の興隆を願っています。

    • ap

      たぬ吉の母ちゃん、コメントありがとうございます。
      先日は、奔別アートプロジェクトでのアート鑑賞に来てくださり、私たちスタッフもたぬ吉くんの愛くるしさに癒されました。
      公開日もあと4日となりました。周辺の木々の葉も少しずつ色づいていきました。ドライブがてら、是非再訪ください。