再会・2013

お天気に恵まれている今年のアートプロジェクト。
第二週は穏やかな二日間でした。
だるまストーブでさつまいもやかぼちゃを焼いてみたり。


(秋元さなえ撮影/これは温めなおしているところ?)

今週は、私たちが出会った二つのエピソードを紹介します。

<再会1・90歳>

息子さんご夫婦に伴われ、90歳とおっしゃる男性がお見えになりました。
杖を付いてゆっくりと場内を回られる姿を見て、自然と学生が寄り添ってガイドを務めました。
聞けば、「昨年も来たんですよ。ここの出身なものでね」と。
私が「奔別ですか?」と聞くと、「いや、幌内だったんだよ。」。
なんと、昨年の奔別だけではなく、2009年の幌内布引にもいらしたとのこと…!
ちょうどそこに、北炭幌内炭鉱の元炭鉱マンだった齊藤さんが来て、 20歳も歳の差があるにも関わらずお互い顔を覚えていると、再会を懐かしんでいました。
「身体が動く限り、また来ますよ!」とおっしゃる姿に、昨年と同じ場所でアートプロジェクトをやってよかったと感じました。

saikai

<再会2・17歳>

公開初週に来た市立三笠高校の3人組。
彼らは全道唯一の「食物調理科」に所属し、地元幾春別の寮で親元から離れて生活をしています。
昨年も来てくれたという3人が、「私たちも来週学校祭なんですよ。ぜひ来て下さい!」と言うので、 会えるかドキドキしながら、28日に開催された学校祭に行ってきました。
終了間際の時間でしたが、凛々しいシェフ姿で呼びこみをする見覚えのある女の子が…!
「わぁ、本当に来てくれたんですね。嬉しい!」と喜んでくれたのが私たちも嬉しくて、記念にパチリ。
地域の皆さんへの恩返しにと振る舞われた料理とスイーツの美味しさに悶絶しながらも、 「15歳で人を幸せにする職業を選択しようとするなんて、素晴らしいね」と、 学生たちは何歳も離れていないのに感心しきり。
今後ももっと仲良くなりたい、かわいい妹や弟ができました。

2013 09 28 13 19 08

アートを媒介に、人と人、地域が結びついていく。
そのことが人々やまちを元気にしていくんだと感じながら、やっています。

次は、作品をテーマに書いてみようかなと思っています。
第3週は5日(土)・6日(日)。 また新作の予告動画ができました。
たくさんの人が写っているので、ぜひご覧ください。

 

佐藤真奈美(NPO炭鉱の記憶推進事業団)