光と作品

eizoku

会場内は一日の間に光の差し込む方向が変わり、その度に作品が様々な顔を魅せます。

清水沢会場内、オープン直後の運炭施設には朝日が差し込み、事務所内にある作品「eureka」に反射し、昼間とは違う新しい作品を壁に映し出します。
昼になり、太陽が高く昇ってしまうと見られなくなる、ひとときの作品です。
ぜひ一度、早い時間にお越しください。

eureka

同じ会場でも、日が高くなったころに魅せる作品もあります。
発電所1階にある「永続」です。これは、夕張を含む炭鉱地域が残した功績を象徴した作品です。炭鉱事業が終わっても、その功績は後世へしっかりと引き継がれ、光をなくすことはない。そして、それに関わった人々のエネルギーや生命力といったものを金属の芽と樹木で表現しています。

太陽が高くのぼり、作品全体に日があたると、すべての葉がキラキラと輝きます。

eizoku

また、発電所2階の作品「Light to sound」は、夕方クローズ時に違った一面をみせます。
大きなガラス窓から日が入り、特徴的な三角の影を作り出します。そして、この作品は、光エネルギーを音に変換することができ、その音は光の強さに比例します。反射した強い西日を浴びた作品は、静まり返った建物の中で大きな音を響かせます。
この音を聞けるのもあと数日間、ぜひご来場ください。

light

どんどん日が短くなって来ている今日この頃、日の移り変わりとともに変わる作品の表情を楽しむのもこのアートプロジェクトならではかも知れません。

プロジェクトマネージャー 千葉 絵理子