えんどう日記3「廃墟の迫力に驚きました」

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東京より、北海道での思い出をお届けしております、遠藤です。
3回目となる今回は今年のプロジェクトでメイン会場となっている奔別と清水沢、それぞれの廃墟の建物についてです。

今回初めて生で廃墟を見たのですが、迫力がすごい。
その迫力を生んでいる理由の一つはそれが炭鉱のものであるという事があると思います。規模がとにかく大きくて圧倒されます。

しかしただデカいというだけではなく、その建物が重ねてきた時間が放っている何かがある気がしました。
そんな事を感じた例を今回は紹介したいと思います。

一つ目は今回のアートプロジェクトで奔別会場となっている石炭積み出しホッパーです。
この場所は全長100mもあり、石炭積み出しホッパーとして使われなくなった後はコンクリート工場として使われていたそうです。
そして今では廃墟となり、屋根が所々抜けています。

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そして屋根が抜けてしまったその下には植物の楽園が…!!

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屋根が抜け落ちて雨や日光が降り注ぐ場所には苔を中心としていろいろな植物が生えています。
そしてその上の部分に今回のアートプロジェクトではアーティスト上遠野先生が「モスモス – 黄金郷 -」を制作しました。

上遠野先生はできれば下にできた自然の楽園を見てもらいたいという話をしていましたが、
それには危険すぎる廃墟…
そのうち見られるようになるといいですね。

お次は清水沢会場の旧発電所。
これまたとても大きなこの建物ですが、発電所として使われていた1991年までは今の4倍もあったんだとか。
そして今回の作品場所の1つとなっている運炭所ともつながっていて…。

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実は発電所の1階部分には作品とともにこんな写真も展示されています。

この場所、今では東亜建材さんが使っていますが、発電所の建物は3、4年前に比べるとだいぶ雨漏りがひどくなったと聞きました。
今では一部しか残っていないわけですが、まだ残った部分があるからこそ想像できる事があると思います。
どうにかこのまま残ってほしいものですね。

というわけで、3回続いたえんどう日記は以上で終わりにしたいと思います!
ありがとうございました!!

アートマネジメントメンバー 遠藤純一郎