室蘭から取材に行きました

2014-07-11 12.18.13 copy

8月30日に清水沢会場を訪れました。
室蘭のコミュニティFMで古い建物を紹介する番組をしており、その取材をさせていただきました。

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なぜ室蘭から?
「炭鉄港」という、近代発展のもとである石炭を生んだ空知、その石炭を積み出した小樽、室蘭の3地域のつながりを中心とした取り組みがあり、室蘭でも空知の取り組みはじわじわと認知度を高めているのです。

取材ではプロジェクトディレクターの佐藤真奈美さんに会場を案内していただきながら、歴史的背景、建物について、アート作品について語っていただきました。
アートとは直接関係ないと思われる石炭産業についても質問しましたが、何でも答えてくれました。
北炭系の炭鉱の名前もすらすらと教えていただきましたし、今でも奈井江や砂川の発電所で空知の石炭が使われていることなども。
アートだけではなく、その土地の歴史や自然や産業、またそこに関わってきた人々の記憶なども吸収して伝える努力をされているのだなと感じました。

というか、このアート自体が「土地の歴史や自然や産業、またそこに関わってきた人々の記憶」を伝えるためのきっかけであり、増幅する装置であることを、アートの解説とともに教えていただきました。

場や背景を明確に理解しているから、アート作品がより輝く。
アート作品を鑑賞することで、「清水沢」を深く理解し、愛着が増す。

そんな好循環が実現されていました。

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「地域活性化のために、アートやります!」と、口で言うのは簡単ですが、地域についての理解を深め、建物所有者や地域の方々、アーティストの信頼を得て、諸々の煩雑に違いない手続きをこなし、スタッフをまとめてイベントを事故なく終わらせるというのは想像しただけで大変な作業です。
さらに「やってみただけ」ではなく来場者にきちんと意図を伝えなければ意味がありません。
このプロジェクトを成功させるための、ディレクターはじめスタッフの皆さんの頑張りを間近で見せていただいたことは貴重な体験でした。

なんか仲間内で褒めているようで申し訳ないのですが、私はメンバーに入れていただいているとはいえほとんど外部の人間なので、お許しください。

そしてそんな頑張りを見逃したという方は、ぜひ札幌のCAI02 で開催中の「そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2014報告展」に足をお運びください。27日までです。

三木真由美(アートマネジメントメンバー)