赤平の新たな物語は、
人々の想いと協働によって
紡がれます。

赤平アートプロジェクト
2018

 

赤平アートプロジェクト2018作品リスト

1「石炭ガラガラ」

上遠野 敏

サウンドインスタレーション

みんなで回して採炭の音を再現してみましょう。当時にトリップできるかも。

 

2「追憶」

吉岡 優

ビデオインスタレーション

「思うを思い出す」過去のプロジェクトと現在も残るこの空間、そして当時の記憶の絡まる部分が染み込んだ 洗っても落ちない思いを表現しました。

 

3「炭鉱の灯り」

吉田 奏子

ガラス、電球

割れた坑口浴場の窓ガラスの破片を使った二つのランプシェードです。燃えるときの石炭の炎の美しい様を表しました。

 

4「光」

徐 敏

アクリルシート、箱、ライト

立坑と炭鉱マンと自然に還っていく森を表しました。

 

5「灯火」

坂元 あかり

石炭、LED、プラスチック

当時、石炭が人々の生活を輝かせていた様子を光と石炭で表しました。石炭が持っているエネルギーを感じていただけると嬉しいです。

 

6「炭鉱用語」

上遠野 敏

アクリル板

専門用語にはその道の人に通じる「阿吽」の呼吸があるように思えます。来場者と炭鉱関係者がワードを挟んでコミュニケーションを取るのが狙いです。

 

7「空知の炭鉱遺産模型群」

斉藤 靖則

模型展示

斉藤さん元北炭の炭鉱マン。これまで幌内の変電所などを守ってこられました。写真などから起こした模型が素晴らしく、当時の炭鉱施設を再現した貴重な模型となっています。斉藤さんの閉山間際の様子を撮影した写真も秀逸で時代の表現者でもあります。

 

8「炭鉱のかみさま、ほとけさま、げんさまシリーズ1〜6」他3点

祭 太郎

素材:流木、糸、ミクストメディア

坑口浴場を初めて訪れた時、場所の持つ力を感じた。柱には、軍手メーカーのラベルがペタペタ貼りついていた。大きな空間を眺めては、小さな痕跡を探す作業を何度も繰り返した。その後、初山別の金比羅神社で素敵な流木たちに出会った。と同時に坑口浴場の柱の小さな痕跡を思い出した。私の脳内で何かが繋がったのである。

11「祭太郎と巡る、そらち炭鉱のアートバスツアー」

祭 太郎

映像作品

炭の普遍的な印象には黒い、汚い、硬い、重い、深い、燃える。そして、全て普遍的な印象の逆思考からは白い、きれい、柔らかい、軽い、高い、燃えない。従って炭の印象を深めると考え、制作した。

この映像は、夕張、三笠を結ぶ、炭鉱にまつわる場所で展示しているアート作品を巡るバスツアーの参加者のために、車内でイメージ映像として流したものである。

出演 祭太郎/監督 小林幸王
協力 NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団
企画制作 レザボアプロダクション
©︎2015 Reservoir Production

 

9「炭鉱生活・昭和レトロ」

高丸 勝義

炭鉱全盛期に使われていた家電、生活雑貨を当時使われた品物を使い陳列再現してみました。

 

10「炭鉱マンとぱしゃり」

佐々木 のぞみ

可愛い炭鉱マンの顔ハメでインスタしちゃおう!#赤平アートプロジェクト

 

12「住友赤平立坑ネオン再び」

上遠野 敏

実際に使われていたネオン看板、LED

今年は「住友赤平立坑」の六文字に灯りがともしました。かつてのあったネオンは赤平のシンボルでした。

 

13「閉山から二十四年。苔の生すまで」

上遠野 敏

閉山後二十四年の間に密かに育った立坑屋上や自走枠工場、歩道の植栽、坑口浴場の苔を収集して、水を象徴する浴室に時の流れを集積して表現しています。

 

14「湯気になってのぼる」

渡邊 俊介

素材:塩ビミラー、ロープ

炭鉱の風呂は、地下での採掘作業と地上での生活を繋ぐ場所です。汚れを落として家に帰る人々を、立ちのぼる湯気に見立てた梯子で表現しました。

 

15「苔地蔵」

上遠野 敏

札幌軟石、苔

先人に敬意を示して六地蔵を設置しました。立坑巻揚室の苔生す場所で一年間保管してもらいました。将来は全身苔で覆われたお地蔵さんにしたいものです

 

16「あかびら、境界にたつ炭鉱」

吉水 久乃

模型、パネル

炭鉱を文化拠点施設として生まれ変わらせる提案です。現存する3施設のリノベーション、外構整備、坑道の調査を元につくった空中回廊から成ります。

赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設展示

※敬称略

 

 

 

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