赤平の新たな物語は、
人々の想いと協働によって
紡がれます。
赤平アートプロジェクト
2018
赤平アートプロジェクト2018作品リスト
7「空知の炭鉱遺産模型群」
斉藤 靖則
模型展示
斉藤さん元北炭の炭鉱マン。これまで幌内の変電所などを守ってこられました。写真などから起こした模型が素晴らしく、当時の炭鉱施設を再現した貴重な模型となっています。斉藤さんの閉山間際の様子を撮影した写真も秀逸で時代の表現者でもあります。
8「炭鉱のかみさま、ほとけさま、げんさまシリーズ1〜6」他3点
祭 太郎
素材:流木、糸、ミクストメディア
坑口浴場を初めて訪れた時、場所の持つ力を感じた。柱には、軍手メーカーのラベルがペタペタ貼りついていた。大きな空間を眺めては、小さな痕跡を探す作業を何度も繰り返した。その後、初山別の金比羅神社で素敵な流木たちに出会った。と同時に坑口浴場の柱の小さな痕跡を思い出した。私の脳内で何かが繋がったのである。
11「祭太郎と巡る、そらち炭鉱のアートバスツアー」
祭 太郎
映像作品
炭の普遍的な印象には黒い、汚い、硬い、重い、深い、燃える。そして、全て普遍的な印象の逆思考からは白い、きれい、柔らかい、軽い、高い、燃えない。従って炭の印象を深めると考え、制作した。
この映像は、夕張、三笠を結ぶ、炭鉱にまつわる場所で展示しているアート作品を巡るバスツアーの参加者のために、車内でイメージ映像として流したものである。
出演 祭太郎/監督 小林幸王
協力 NPO法人 炭鉱の記憶推進事業団
企画制作 レザボアプロダクション
©︎2015 Reservoir Production
14「湯気になってのぼる」
渡邊 俊介
素材:塩ビミラー、ロープ
炭鉱の風呂は、地下での採掘作業と地上での生活を繋ぐ場所です。汚れを落として家に帰る人々を、立ちのぼる湯気に見立てた梯子で表現しました。
16「あかびら、境界にたつ炭鉱」
吉水 久乃
模型、パネル
炭鉱を文化拠点施設として生まれ変わらせる提案です。現存する3施設のリノベーション、外構整備、坑道の調査を元につくった空中回廊から成ります。
赤平市炭鉱遺産ガイダンス施設展示
※敬称略