そらち炭鉱の記憶アートプロジェクト2016 <Kleinクライン

 

出品作家・作品

上遠野 敏

「炭鉱マンとクマ」

かつて炭鉱マンが活躍したこの場所も、今は徐々に自然が回復して動物たちが去来する。見えないものの「もののけ」の気配を形にしました。

 

「モス地蔵・鎮魂」

先人たちのそれぞれの想いを地蔵さんに託します。会期中に苔が綺麗に増殖する姿もご覧いただ けます。

 

「石炭積み込みサウンドインスタレーション」

貨車に積み込む石炭の音を6 台のガラガラで奏でます。石炭は用途によって大きさもカロリーも選別しました。6人揃ったらホッパー内でセッションを楽しみましょう。操業当時にトリップできます。

 

「唐松駅・磨かれた床と交差する人々」

唐松駅は現在でも木村さんによって綺麗に保存されている。鏡のような床は磨き上げられた結晶である。廃線前は人々が改札を通して行き交っていた床だ。当時の唐松駅の様子や周辺の人々の様子を皆さまから提供していただいた写真を印刷して展示します。(会期中も提供をお願いします。)

 

前川莉菜

「時の色」

現在と過去を行ったり来たり。今いる時間のなかで、昔の様子に心を向けてみてください。
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カラーフィルムを覗いて、向こうの景色をご覧ください。

 

亀梨 亜弥華

「流々- ruru -」

ホッパー内で貨車に石炭を積み込む際の、石炭が二階から落ちてくる様子を、石炭の歴史と共に形にしました。石炭は、数億年前に生息していた植物( 緑) 達が地中に埋もれ、長い年月をかけて炭化( 黒) し、やがて人々に採掘され、様々な生活の場面で燃料( 赤) として使用されてきました。
ぜひ椅子に座って立坑を眺めながら、ゆっくりと石炭の歴史を感じてみてください。

 

徐 敏

「勤勉」

勤勉に働いている人々が支えてきた町とその人々を、働き者の蜂に喩えました。

 

前川 沙綾・服部亮太

「〇〇〇〇さん」

この記憶は奔別の物語
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COCOAR2というアプリを起動して、ホッパー内にあるイラストに貸出用iPad のカメラを向けてください。アプリをダウンロードすれば、お手持ちのスマートフォンやタブレットも使用できます。

 

 

※敬称略

 

 

 

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